不動産会社はさまざまな媒体を通して物件を告知し、購入希望者を探します。そして、お問い合わせを頂いた方に、 実際に物件の見学をしてもらいます。
購入希望者によい印象を持ってもらうために
売却成功のためには、少しでも購入希望者によい印象を持ってもらうことが大切で、同時に売主様の不動産を紹介する営業担当者にもよい印象を与えることもポイントです。
そこで、営業担当者の査定時や、購入希望者が見学に来た時のちょっとしたコツをまとめました。少しの気遣いが満足できる売却につながるかもしれません。ぜひご参考に!
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部屋の中を綺麗に
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・玄関の清掃
・エアコン掃除
・電球の交換
・床掃除
・キッチン、トイレ、お風呂などの水まわりの掃除
・照明の掃除
・カーテン洗濯
・押入れ・クローゼットの中の整理
・障子や襖の補修 など
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バルコニーや庭などを綺麗に
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・庭の雑草の手入れ
・雨どいなど壊れていたら補修
・門扉まわりの掃除
・こけなどの除去
・外壁の掃除
・網戸の掃除 など
※玄関の印象はとても重要です。きれいに掃除をして迎えましょう。
※キッチンやお風呂など水まわりは特に清潔に。レンジや換気扇が汚れているのもマイナスです。
※購入希望者にとって収納スペースのチェックは必須です。収納内部を見せることができるよう整理整頓を。
※必要に応じて、専門業者に依頼してクリーニングをすることもオススメします。
明るく心地よい印象が大切です
内見の時は、できるだけ日中の明るい時間にご案内するようにしましょう。
カーテンやブラインドは開けて、開放感のある明るい印象に。玄関から居室、トイレ等、すべての照明をつけた方がより好印象です。
必要があれば、エアコンなどで快適な室温に調節しておきましょう。風通しのよい物件の場合では、窓を開けて心地よさをしっかりアピールするようにしましょう。
セールスポイントの整理
セールスポイントを整理して、アピールできるようにしておきましょう。
学校やスーパー、病院、公園などの施設や、電車・バスなどの交通のことなども、普段利用していなくても答えられるようにしておくとよいでしょう。
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リフォームについて
ケースによっては、リフォームして売る方がよい条件で売れることもあります。
ただし、リフォーム内容は買主様の好みによって大きく異なりますので、傷んだ壁紙や襖、障子だけにするなど、必要な場所や予算を考えながら慎重に。
価格設定・交渉について
近年は、買主側もインターネットを活用して物件の検索、相場のチェックをしているため、 物件に関して多くの情報を持っています。
相場から離れた売出価格は、売却活動を長期化させるだけで、決してよい選択ではありません。
営業担当者のアドバイスと合わせて、売主様ご自身も市場や相場などについてできるだけ把握しておくことが大切です。
購入希望者から購入の意志を示す「購入申込書」を受けたら、慎重に条件面の交渉に入ります。
希望価格と大きな相違がある場合も、まずは相手の話を聞き慎重に交渉しましょう。
購入希望者とは直接交渉はせず、すべての交渉事、確認事項は不動産会社を通して進めたほうが後々のトラブル回避にもなります。
特に価格の話は控えたほうがよいでしょう。